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Instagramハッシュタグの付け方・選び方

Instagramハッシュタグの付け方と選び方を、公式の案内にもとづいて整理します。上限や置き場所、ジャンル・トレンド・オリジナルの役割分担、競合アカウントからタグの当たりを付ける手順まで解説します。

Instagramのハッシュタグは、たくさん並べるほど効くものではありません。結論から言うと、「投稿の内容を説明する言葉を、キャプションの中に、上限の範囲で絞って付ける」のが基本です。公式の案内を確認できた範囲で、押さえたい点は3つあります。

  • 上限がある: 2025年12月、Instagram公式の@Creatorsアカウントが、リールまたは投稿のハッシュタグを最大5個とする新しいガイダンスを案内しました。
  • 検索はハッシュタグだけを見ていない: ユーザーネーム・自己紹介・キャプション・場所の文字も照合されます。
  • 関連性が重要: 投稿に関連するトレンドのタグは役立つ可能性がある一方、関連のないタグは悪影響になりうると公式FAQは述べています。

この記事では、公式が説明している範囲と運用でよく使われる整理を分けて、タグの役割分担、選び方の手順、競合アカウントからタグの当たりを付ける方法を解説します。仕様は変わることがあり、2026年10月時点で確認できた範囲です。

この記事で紹介するSNS運用は、SNS Dirで仕組みにできます。 SNS Dirを見る

ハッシュタグの付け方の基本|公式が案内している範囲

ハッシュタグは、キャプションに「#」に続けて言葉を書くと付けられます。付け方は簡単ですが、「何個まで」「どこに書くか」「どんな効果があるか」は、公式の案内で確認してから決めます。

出典 説明されている内容
公式アカウント@CreatorsのThreads投稿(2025年12月) 新しいガイダンスとして、リールまたは投稿で使えるハッシュタグは最大5個
公式解説「Instagram検索の詳しい仕組み」(2021年) 検索は入力した文字を、ユーザーネーム・自己紹介・キャプション・ハッシュタグ・場所と照合する。検索で見つけてもらうには、キーワードとハッシュタグをコメントではなくキャプションに入れる。おすすめのガイドラインに違反するタグは検索結果に表示されにくい
公式FAQ(Instagram for Creators) 配信数の判断で最も重視されるのは、視聴者あたりのエンゲージメントと、その人が見て反応する可能性。リールのトピックに関連するトレンドのタグは関心のある人へのリーチを広げるのに役立つが、関連のないタグは悪影響が出る可能性がある

ハッシュタグは配信数を左右する主役ではなく、「どんな内容の投稿か」を検索やトレンドの仕組みに伝える補助的な手がかりと捉えるのが現実的です。発見タブの考え方はInstagramアルゴリズムの仕組み|発見タブ編で整理しています。上限は変わることがあるため、ヘルプセンターのハッシュタグの使い方のページで最新の内容を確認してください。

ジャンル・トレンド・オリジナル|3種類のタグの役割分担

ここからは公式の用語ではなく、運用でよく使われる整理です。カフェのアカウントを想定した架空の例で示します。

種類 役割 例(架空) 選ぶときの注意
ジャンルタグ 投稿のテーマや業種を示す #カフェ巡り #ハンドドリップ 広すぎる言葉だけでは内容が伝わらない。中身を具体的に表す言葉も入れる
トレンドタグ 季節・イベント・話題など、今の関心と重なる言葉 #秋の新作スイーツ 投稿のトピックに関連する場合だけ使う
オリジナルタグ 自社やシリーズの名前。投稿を束ねる名札 #〇〇珈琲の朝時間 ほかの意味で使われていないか検索で確認する
地域タグ 店舗や活動エリアを示す言葉 #渋谷カフェ 来てほしい地域が決まっているアカウント向け

上限が5個なら、広めのジャンル、具体的なジャンル、関連する場合のトレンド、地域、オリジナルを1つずつ、というように枠ごとに役割を決める使い方もあります。ただし、この配分が正解というわけではなく、5個使い切る必要もありません。「枠が空いているから足す」のではなく、「この投稿を説明できるか」で決めます。

付けるタグを決める5ステップ

  1. 検索されそうな言葉を書き出す: テーマ、見てほしい人の悩み、場所、季節を、その人が検索窓に入れそうな言葉で書き出します。この言葉はキャプションの文章にも使います。
  2. 候補をアプリの検索で開く: 並ぶ投稿が自分の投稿と同じ内容・同じ読者向けかを見て、別の意味で使われているタグや、不自然な投稿が並ぶタグは外します。
  3. 「この投稿を説明できるか」で絞る: 内容に直接関係するものだけを残します。上限に届かなくても構いません。
  4. キャプションに入れる: コメント欄ではなくキャプションに書きます。置く位置は、読みやすさで文末か文中かを選びます。
  5. 記録して振り返る: 投稿日・テーマ・付けたタグ・フォロワー以外へのリーチ・保存とシェア・気づきを、スプレッドシートに1投稿1行で残します。

インサイトでは、リーチしたアカウント数をフォロワーとフォロワー以外に分けて確認できます(リーチ拡大のためのアドバイス、2023年)。1本の結果にはタグ以外の要素も影響するため、似たテーマの投稿を並べて傾向を見るつもりで記録を積み重ねてください。

競合アカウントからタグの当たりを付ける方法

自分の発想だけでタグを決めると、見てほしい人が実際に使う言葉からずれやすくなります。同じ読者に向けて発信しているアカウントを手がかりにします。

  1. 参考にするアカウントを選ぶ: 同じ読者に向けて発信し、反応が安定しているアカウントを5つ前後選びます。
  2. 直近の投稿のテーマとタグを書き出す: アカウント名・投稿テーマ・付いているタグを、スプレッドシートに1投稿1行でまとめます。
  3. 共通して使われている言葉を探す: 複数のアカウントに共通するタグは、そのジャンルでよく使われる言葉の候補です。1つのアカウントしか使わないタグは独自の名札の可能性が高く、真似する必要はありません。
  4. 自社の投稿を説明できるものだけ残す: タグのセットをそのまま写すのは避けます。
  5. 中身は真似しない: 公式は、他人の作品に意味のある編集を加えず再アップロードするだけのコンテンツはオリジナルと見なされないと説明しています(2026年4月のお知らせ)。

進め方の詳細は、TikTok競合分析のやり方で解説しています。TikTokの記事ですが、型の抽出の考え方はInstagramにも応用できます。

ハッシュタグ以外で見直したいキャプションの書き方

検索はユーザーネーム・自己紹介・キャプション・ハッシュタグ・場所の文字を照合するため、ハッシュタグは検索で使われる文字の一部にすぎません。公式の2023年のアドバイスも、コンテンツ、キャプション、自己紹介、ハッシュタグに関連性の高いキーワードを含めるよう案内しています。キャプションは次の流れで書くと整えやすくなります。

[1行目] 誰の、何についての投稿かを、検索されそうな言葉で書く
[本文]  結論、理由や手順を、自然な文章で書く
[行動]  保存・コメント・プロフィールへの移動など、してほしいことを1つだけ書く
[タグ]  内容を説明できるハッシュタグを付ける

行動の呼びかけを1つに絞る考え方は、Instagramリールの台本・構成の作り方のCTAと共通です。実店舗など地域が決まっているアカウントでは、公式のクリエイター向けページが案内する位置情報タグも設定します。日本語で狙った言葉がどう表示されるかは、実際に検索して確かめるのが確実です。

競合の言葉の整理を仕組みにする選択肢

競合アカウントの投稿を集めて言葉や型を整理する作業は、対象が増えるほど手作業では時間がかかり、担当者の目にも左右されます。こうした工程をツールで仕組み化する選択肢として、当社のSNS Dirシリーズがあります。TikTok向けのTKDirには競合リサーチの機能があり、YouTube向けのYT Directorは競合の型の抽出から企画・台本までをつなげる設計です。Instagram向けは現在準備中のため、ハッシュタグの調査にすぐ使えるわけではありません。当面は本記事の手順で手作業の型を作っておくと、ツール導入時にも「何を見るか」を引き継ぎやすくなります。概要はSNS Dirで紹介しています。

よくある質問

ハッシュタグは何個付けるのが正解ですか?

公式が案内しているのは上限で、リールまたは投稿につき最大5個です(2025年12月、公式の@Creatorsアカウントの案内)。何個が最適かは公式に示されていないため、「この個数が正解」とは言えません。投稿の内容を説明できるタグだけを、上限の範囲で付けるのが現実的です。

ハッシュタグはコメント欄に書いてもいいですか?

検索での見つけやすさを考えるなら、キャプションに書いてください。公式の解説(2021年)は、キーワードとハッシュタグをコメントではなくキャプションに入れるよう案内しています。コメント欄に書いた場合の扱いを詳しく説明した公式の資料は、確認できませんでした。

人気のタグを付ければリーチは増えますか?

人気かどうかより、投稿の内容と合っているかを優先してください。公式FAQは、関連するトレンドのタグはリーチを広げるのに役立つとする一方、関連のないタグは悪影響が出る可能性があると述べています。タグを見直しても伸びないときは、Instagramリールが伸びない原因と対策で別の原因を切り分けてみてください。

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#Instagram#ハッシュタグ#キャプション#競合分析
代表取締役CEO 田中 龍都
この記事の執筆者
田中 龍都
代表取締役CEO

約10年にわたりWebマーケティングの最前線で、広告を中心としたマーケティング支援に従事。SNS運用者やマーケターとの協働を通じて、業界に残る細かな手作業や属人化を実感し、「人に依存する仕事を仕組みに変える」ために株式会社ホワイトラベルを創業。

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